両方とも大人気のパナソニックのナノケアシリーズ、EH-NA0JとEH-NA0Gの特徴をしっかりと比較検証してみました。
EH-NA0JとEH-NA0Gは、髪の潤いを保ちながら、ダメージからシールドするためのヘアドライヤーです。
それぞれが同じ系列の製品でありながらも販売開始の年が違います。EH-NA0Jは2022年の9月に、一方EH-NA0Gは2021年の9月に発売されたものです。
要点を言うと、EH-NA0JとEH-NA0Gの違いは全部で7つ見つけることができました。
1 価格 :EH-NA0Gの方がもう少し安いです。
2 ナノイーの浸透力 :EH-NA0Jの方が一段と良い結果を見せています。
3 風量 :EH-NA0Jの方が風量が豊かです。
4 スマートセンサー機能 :EH-NA0Jがこれを持っています。
5 早速乾燥できるノズル :EH-NA0Jにこのノズルが付属しています。
6 温風モードの温度 :EH-NA0Gの方が一段と高い温度を設定できます。
7 サイズ :EH-NA0Jの方がコンパクトです。
これらの結果から、EH-NA0J(2022年モデル)が適していると感じる方は、
・最新モデルだけにしかない機能やノズルを使いたいと思ってる方
・ナノイーとミネラルの効果をもっと体験してみたい方
・小さめの製品を求めている方
対して、EH-NA0G(2021年モデル)は以下のような人々におすすめでしょう。
・最新モデルでなくても安く手に入れたい方
・ナノイーとミネラルの効果を感じたい方
・今使っている製品が古くなってきたり、機能がなくて困っている方
本文では、EH-NA0JとEH-NA0Gの違いを比べ、各々の機能や優位点もふんだんに説明していきます。
パナソニックナノケアのドライヤー、EH-NA0JとEH-NA0G、どちらがあなたに合っていますか?詳細な比較を行いました。
今回、非常に人気のあるパナソニックのナノケアシリーズ、EH-NA0JとEH-NA0Gドライヤーの特性を深堀して比較します。
この二つには7つの主要な差異が存在しています。
・価格:EH-NA0Gの方がやや安価
・ナノイーの効果:EH-NA0Jの方が上質
・風量:EH-NA0Jが優勢
・スマート調節機能:EH-NA0Jに搭載
・高速乾燥ノズル:EH-NA0Jに付属
・温風モードの温度:EH-NA0Gの方が高温
・サイズ:EH-NA0Jがよりコンパクト
さあ、一つ一つを詳細に見ていきましょう。
1.価格:EH-NA0Gが手頃
消費者には価格は確かに重要な要素です。これら二つのドライヤーの主要なECサイトにおける最低価格を調べ、一覧表にまとめました。
楽天市場、アマゾン、ヤフーショッピングにおけるEH-NA0JとEH-NA0Gの価格が以下の通りです。
楽天市場 | アマゾン | ヤフーショッピング | |
EH-NA0J (2022年モデル) |
約36,000円 | 約38,000円 | 約38,000円 |
EH-NA0G (2021年モデル) |
約30,000円 | 約31,000円 | 約29,000円 |
2022年モデルのEH-NA0Jは、現行モデルであるため、EH-NA0Gと比べて約7,000円高価です。
この価格は2022年10月時点のものであり、価格は変動する可能性がありますのでご了承ください。
それにもかかわらず、多くのユーザーがEH-NA0Jに注目しています。それはなぜでしょう?
それはEH-NA0Jが、高浸透ナノイーの吹き出し口が髪の毛に近くなり、風量も上がったことから、乾かす時間がEH-NA0Gよりも短縮できるからです。
これはロングヘアの人々や、早くヘアセットを終えたい忙しい方々にとっては魅力的な特長と言えるでしょう。そこで疑問が湧いてきますよね。
高価なEH-NA0Jの機能や性能は、その差額に見合ったものなのか、それともEH-NA0Gでも十分なのか、これらの違いやドライヤーの機能や特性を詳しく解説します。
2.高浸透ナノイーの効果:EH-NA0Jが一段と髪の毛に近く、パワフル
EH-NA0Jの高浸透ナノイーとミネラルの吹き出し口がより髪の毛に近づきました。これにより、ナノイーとミネラルが展開する力をさらに強化する結果となりました。
高浸透ナノイーは髪の内部まで浸透し、滑らかな手触りやまとまり感を実現します。これはEH-NA0JとEH-NA0Gの双方が誇る特徴的な機能です。
髪に含まれるナノイーとミネラルを効いた風が効率よく届くように改良されたことで、効果が一層高まりました。
これにより、EH-NA0JはEH-NA0Gよりもふんわりとまとまりのある髪に仕上がります。
さらに、高浸透ナノイーとミネラルの力でキューティクルが完全に密着し、ヘアカラーの摩擦から保護し、色落ちを防ぎ、同時に毛髪の潤いも引き上げ、健康な頭皮を維持し、美しい髪を保ちます。
この変革の始まりとなるのがEH-NA0Jです。よりしっとりとした髪の質感はEH-NA0Jの勝利と言えるでしょう。
3.風量:EH-NA0Jが大きい
「強」に設定したときの風量は以下の通りです。
EH-NA0J…1.6m3/分
EH-NA0G…1.5m3/分
EH-NA0Jはナノケアシリーズの中でも最大の風量で、速く髪を乾かすことが可能です。
これは眠い夜や忙しい朝など、時間を気にする場面で活躍します。
4.EH-NA0Jにはスマートセンシング機能が備わっている
スマートセンシングは、風量を自動で調節する機能です。
この機能はユーザーの使い方や環境を風温センサーと環境温度センサーの2つのセンサーが検知し、自動で温風を調節します。
EH-NA0Gはインテリジェント温風モードを利用することで同様の機能を手に入れることができます。
ただし、風温センサーはEH-NA0Jだけの特性で、モードを切り替えることなく、センサーによるコントロールが可能なのもEH-NA0Jの特別な点です。
これにより、EH-NA0JはEH-NA0Gに比べて、温度のばらつきを少なくし、温度が低くても効率良く乾かすことができます。
これは暑い夏などでも自動で環境温度を感知し、適切な風温を提案してくれます。
5.EH-NA0Jは根元速乾ノズルが搭載されている
EH-NA0Jには根元まで風を届けることができる根元速乾ノズルが付属されています。
6.温風モードの温度はEH-NA0Gが高い
温風モードにおける温度は以下の通りです
EH-NA0J…95℃
EH-NA0G…125℃
EH-NA0Gの方がより高温で仕上げることが可能です。
髪に熱を加えすぎることは、「髪がダメージを受けるのでは?」と懸念する方もいるでしょう。
しかし、JISの測定基準によれば、温風125 ℃のドライヤーを使用中の髪表面温度は80〜90 ℃であり、正しく使えば、ドライヤーの熱風によって髪が傷むことはありません。
また、前述のように、EH-NA0Jはスマートセンシング機能が搭載されているため、センサーにより温度が効率的に管理され、それが温度が低くなる要因となっています。
7.EH-NA0Jはよりコンパクトなボディ
ボディのサイズ重量は以下の通りです
高さ | 幅 | 深さ | 重量 | |
EH-NA0J (2022年モデル) |
22.1cm | 14.8cm | 7.4cm | 550g |
EH-NA0G (2021年モデル) |
22.4cm | 21.6cm | 8.9cm | 595g |
EH-NA0Jは専用ノズルが髪の毛に近付き、高浸透ナノイーとミネラルの吹き出し口が近くなったことで効果を高め、よりコンパクトなボディデザインになりました。
これにより、収納に困らないというメリットがあるでしょう。
EH-NA0JとEH-NA0G、選び方のポイントは?
各モデルの特徴を比較した上で、どちらがベストチョイスとなるか示します。
EH-NA0Jをおすすめする理由とは?
新機能や特殊ノズルを活用したい方に最適
高浸透ナノイーとミネラル機能から得られる効果を追求する方
コンパクトで使いやすいものを求める方
最新モデルEH-NA0Jは、強化された高浸透ナノイーとミネラル機能、風量の増加といった機能がつまっています。これらは髪のケアを考えるあなたにとって、最適な選択となり得ます。
EH-NA0Gの推奨ポイント
予算を考慮して購入したい方
高浸透ナノイーとミネラル機能を実感したい方
既存の製品の更新を検討している方
以上は、EH-NA0Gの良さを引き出す点です。
EH-NA0Gは最新モデルではありませんが、それでも高浸透ナノイーとミネラル機能の存在を感じられます。
旧機種よりも性能が良いのは間違いありません。また、予算の問題を解消する一方で良質な製品を手に入れられるのも特徴の1つです。
長年使い続けたドライヤーの更新を考えている方であれば、最新モデルでなくてもEH-NA0Gは一考の価値があります。
EH-NA0JとEH-NA0Gの共通の特性と機能
この節では、両モデルが共有する主要な特性と機能について紹介します。
高浸透ナノイーとミネラル機能の効果
何度も話していますが、両モデルで享受できるのが高浸透ナノイーとミネラル機能です。
これらは、従来のナノイーと比べて、保湿力が約1.9倍に、ナノイーの発生量が約18倍に向上しています。
微細なキューティクルの隙間から髪の内部に浸透し、滑らかな髪質を保つことができます。これらの機能は、EH-NA0JもEH-NA0Gも備えています。
このため、UVからのダメージやヘアカラーの色褪せからもキューティクルを保護することができます。
各種の適用モードの搭載
これらの4つのモードはいずれの製品にも装備されています。
温冷リズムモード
暖かい風と冷たい風が自動で交互に出ることで、滑らかな髪へと仕上げます。
スカルプモード
おおよそ60℃の温風で頭皮をソフトに乾燥させます。
スキンモード
深浸透型のナノイーとミネラルが混ざった風でスキンケアがきめ細かく行えます。
毛先集中ケアモード
熱気と冷気が自動で交替し、弱めの風で髪の毛末へと焦点を当てて丁寧にケアします。
EH-NA0JとEH-NA0Gの違いと、パナソニックナノケアのまとめ
これで、EH-NA0JとEH-NA0Gの5つの違いが明らかになりました。
最新のドライヤーで、より高度な高浸透ナノイーとミネラル機能を求め、最新の技術を使いたい人にとって、EH-NA0Jが一番の選択となるでしょう。
EH-NA0Jはコンパクトになっており、その結果重さも軽減され、使いやすさが向上して、収納も楽になりました。
一方、少し価格が安い製品で高浸透ナノイーとミネラル機能を得たいと考えている人には、EH-NA0Gが最適です。
ヘアドライヤーの購入を検討している方は、ぜひパナソニックの「ナノケア」シリーズを考えてみてください。